丸正浴場 念仏車/地蔵尊・庚申塔(喜多見)
○丸正浴場 世田谷区喜多見4-36-16 03-3417-6804 15:00-22:00
東京の黒湯銭湯訪問も、最後となりました。
<煙突>
高い煙突です。



裏手に薪が積まれていました。

外から見ると、銭湯の全体像は、瓦屋根の昔ながらの銭湯です。

コインランドリーは道路反対側にあります。

<コミュニティセントウ 丸正浴場>
入口には「コミュニティセントウ 丸正浴場」とあります。



<下足箱>
下足箱は木札の松竹錠です。


<庭>
小さな庭があります。池は空池です。


<浴室>
玄関と脱衣場はリニューアルされていますが、浴室は、昔ながらの銭湯で、天井がとても高く、壁は海の中を描いたモザイクタイル絵です。
湯舟、カランともに地下10mから汲み上げている浅井戸の軟水を薪で沸かしています。
ケロリン桶です。
各列にリンスインシャンプーとボディソープが置かれています。
<水風呂/天然軟水>
喜多見「ポンポコ新聞」(第16号 2004.01.12発行)によると
「5年ほど前(記事5年前は1999年)、これまでの井戸が使えなくなり新たな井戸を深く掘ったら(95m)茶褐色の水が出てきた。
温泉には成分が足りなかった。湯舟に入れるほどの量ではないので水風呂だけに使ってる。」(概略)
温泉法に定める温泉ではありませんが、腐植質を含む薄いですが黒湯です。
ケロリン手桶にすくってみると、色づきは目立ちません。
源泉投入チョロチョロ、オーバーフローチョロチョロ。塩素錠剤数個が蛇口に吊るされています。
循環ろ過はないと思います。
水温計は25℃を示しています。
水風呂よりボディーシャワーの井水のほうが冷たいので、サウナ利用者はシャワーを利用しています。
占有率は低いのですが、1人しか入れないため、占有しないよう出たり入ったりを繰り返しました。
水風呂に黒湯をかけ流す銭湯には何箇所か入湯しましたが、ここは源泉投入量が少ないものの、悪くはないかな。



〇念仏車/地蔵尊・庚申塔 世田谷区喜多見7-8-1
丸正浴場の斜め前の三角地に念仏車と、覆屋には元禄5(1692)年の庚申塔(青面金剛)と、享保4(1719)年の地蔵尊が祀られています。
<念仏車>
(説明板)
「 念仏車
旧岩戸村(現東京都狛江市岩戸)との境に近い、「いかだ通」と「中通」の交差した地点にある。
念仏車とは念仏を唱えながら廻すものであり、一回廻す毎にお経を一巻読んだと同じ功徳があるとされ、念仏の功徳をより効率良く広めるものとして造立されたと考えられる。当地の念仏車には石造四角柱の上部に六角形の車輪が取り付けられており、各面に六字名号の各字が刻まれている。
銘文によるとこの念仏車は文政四年(一八二一)十一月、喜多見郷の「女念仏講中」によって建てられた。念仏講は女性のみによって構成される場合がままあり、このような念仏講による地蔵等の造立例が区内でも幾つか認められる。しかし区内で近世以前に造立された念仏車の遺例は他に見られないので、この念仏車は近世世田谷の女性による信仰の遺跡としてはかなり貴重な例といえる。
またこの念仏車の傍らの小祠には、元禄五年(一六九二)の庚申塔、並びに享保四年(一七一九)の地蔵が安置されており、近世の喜多見村における民間信仰の面影を今に留めている。
平成元年九月 世田谷区教育委員会 」



東京の黒湯銭湯訪問も、最後となりました。
<煙突>
高い煙突です。



裏手に薪が積まれていました。

外から見ると、銭湯の全体像は、瓦屋根の昔ながらの銭湯です。

コインランドリーは道路反対側にあります。

<コミュニティセントウ 丸正浴場>
入口には「コミュニティセントウ 丸正浴場」とあります。



<下足箱>
下足箱は木札の松竹錠です。


<庭>
小さな庭があります。池は空池です。


<浴室>
玄関と脱衣場はリニューアルされていますが、浴室は、昔ながらの銭湯で、天井がとても高く、壁は海の中を描いたモザイクタイル絵です。
湯舟、カランともに地下10mから汲み上げている浅井戸の軟水を薪で沸かしています。
ケロリン桶です。
各列にリンスインシャンプーとボディソープが置かれています。
<水風呂/天然軟水>
喜多見「ポンポコ新聞」(第16号 2004.01.12発行)によると
「5年ほど前(記事5年前は1999年)、これまでの井戸が使えなくなり新たな井戸を深く掘ったら(95m)茶褐色の水が出てきた。
温泉には成分が足りなかった。湯舟に入れるほどの量ではないので水風呂だけに使ってる。」(概略)
温泉法に定める温泉ではありませんが、腐植質を含む薄いですが黒湯です。
ケロリン手桶にすくってみると、色づきは目立ちません。
源泉投入チョロチョロ、オーバーフローチョロチョロ。塩素錠剤数個が蛇口に吊るされています。
循環ろ過はないと思います。
水温計は25℃を示しています。
水風呂よりボディーシャワーの井水のほうが冷たいので、サウナ利用者はシャワーを利用しています。
占有率は低いのですが、1人しか入れないため、占有しないよう出たり入ったりを繰り返しました。
水風呂に黒湯をかけ流す銭湯には何箇所か入湯しましたが、ここは源泉投入量が少ないものの、悪くはないかな。



〇念仏車/地蔵尊・庚申塔 世田谷区喜多見7-8-1
丸正浴場の斜め前の三角地に念仏車と、覆屋には元禄5(1692)年の庚申塔(青面金剛)と、享保4(1719)年の地蔵尊が祀られています。
<念仏車>
(説明板)
「 念仏車
旧岩戸村(現東京都狛江市岩戸)との境に近い、「いかだ通」と「中通」の交差した地点にある。
念仏車とは念仏を唱えながら廻すものであり、一回廻す毎にお経を一巻読んだと同じ功徳があるとされ、念仏の功徳をより効率良く広めるものとして造立されたと考えられる。当地の念仏車には石造四角柱の上部に六角形の車輪が取り付けられており、各面に六字名号の各字が刻まれている。
銘文によるとこの念仏車は文政四年(一八二一)十一月、喜多見郷の「女念仏講中」によって建てられた。念仏講は女性のみによって構成される場合がままあり、このような念仏講による地蔵等の造立例が区内でも幾つか認められる。しかし区内で近世以前に造立された念仏車の遺例は他に見られないので、この念仏車は近世世田谷の女性による信仰の遺跡としてはかなり貴重な例といえる。
またこの念仏車の傍らの小祠には、元禄五年(一六九二)の庚申塔、並びに享保四年(一七一九)の地蔵が安置されており、近世の喜多見村における民間信仰の面影を今に留めている。
平成元年九月 世田谷区教育委員会 」




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