七曲がり (伊興・西新井・栗原)

【七曲がり】  足立区伊興〜栗原・西新井

 赤山街道の伊興町前沼交差点から環七通りの西新井大師前交差点まで「七曲がり」が続きます(足立区伊興4-1〜足立区栗原3-10)。

<七曲がり起点>

 七曲がりの起点の電柱には「七曲がり 伊興4-1」とあり、さらに下には「七曲がり」の表示。「この道路愛称名は公募によって選ばれました 足立区 28.1」とあります。

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○伊興町前沼交差点

 「七曲がり」の始点には、千住堀に観音橋が架かり(こちらで記載)、橋の南側に馬頭観音像が祀られていました。この馬頭観音は現在は実相院に移されています(こちらで記載)。観音堂(子育て観音)に行く際の道しるべとなっていました。

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○カーブミラー1 足立区伊興4-7-33

 右手のコンビニの角から「大師道」が合流してきます。寄り道して大師道にある庚申塔道標を見に行きます。

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○大師道の庚申塔道標 足立区伊興4-6-12

<庚申塔>

 弘法大師道の道標を兼ねた元禄5(1692)年銘の庚申塔です。
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 (台石)「弘法大師道」
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<道標>

 明治18(1885)年銘の丸柱の道標です。

 (正面) 「明治十八乙酉年〜」
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 (左側面)「西新井大師江十四丁」
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 (右側面)「東乃方 竹の塚江 十二丁
           千住江 一里半」
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 (裏中央)「〜供養塔」
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 (裏左下)「草加 一里半」
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 先に進みます。赤山街道に突き当ります。

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 さらに進むと、左手に応現寺があります(こちらで記載)。引き返します。

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 ※この先にある谷塚の宝持院には、「六阿弥陀道」の庚申塔道標があるので(こちらで記載)、大師道は六阿弥陀道も兼ねていたようです。

<七曲がりに戻り進みます>

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○六万部経塚(題目塚) 足立区伊興3-23

 七曲がりを進んでいくと左手に、宝永2(1705)年銘の六万部経塚(題目塚)碑があります。左には、平成3(1991)年に塚が整備された時に建てられた「南無妙法蓮華経」と刻まれた宝塔が建っています。

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(説明板)
「六万部経塚(題目塚)
 六万部とは法華経二十八品を繰り返し六万回にわたって唱える意味で「六万部経塚」の名の由来もここにある。
 寿福山長勝寺の第一世智性院日座聖人は千七百五年(宝永二年)国土の平和と、皇室の行く末の平安とこの土地の住民並びに檀信徒の末長き幸せを祈願し小石に題目を書写してこの土地に埋めたとされる。日座聖人と聖人が始めた題目講の信徒は、昼夜の別なく法華経を読誦しその法聲は周囲に響き渡って、多くのものの信仰を集めることになったという。以来土地の者は、この地を「六万部」と称し、諸願の達成を願うところとなった。
 古くからある塚碑には、「宝永二年霜月十三日立」とある。平成三年長勝寺第四十二世・慈海院日和上人の時代にこの経塚を整備再建し「南無妙法蓮華経」の題目を書写した法塔が建立されることとなり、改めて世界平和、国土安穏、法華経弘通、参詣者の諸縁吉祥心願満足が祈念された。
 「南無妙法蓮華経」とは、天地一切を貫く「真理」であり、万物の母なるものである。この前に一切の宗派なく、われも他人もともに絶対平等の命を現すことができる。
 この法塔功徳が万人に至ることを祈るものである。
 この一大事業が成し得たことは母なる妙法と父なる釈尊の加護と感謝し、またこの再建に助力を寄せた多くの方々に厚く御礼の意を表しその名を法塔の基盤に永く記すものである。
  平成三年十月十三日  壽福寺長勝寺第四十二世 飯島玄明 記」

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○都道補助第261号線掲示 足立区伊興4-13-1

 都道の新設工事の掲示です。

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○千葉次郎勝胤墓入口 足立区伊興3-23-24(標柱)、伊興3-23-20(案内板)

 墓は移転していますが、墓の跡が旧史跡として残されています。 七曲がりに面して、案内板「足立区登録有形文化財 千葉次郎勝胤の墓」跡入口」と、標柱「千葉次郎勝胤墓入口」「昭和五拾年九月 足立區」があります。

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 細い路地を奥に進み突き当りを右に曲がると「千葉次郎勝胤の墓」跡があります。
 「「千葉次郎勝胤の墓」移転のお知らせ」の掲示があります。

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 墓石が建っていた場所には石碑が設置されています。
 「千葉次郎勝胤公旧史跡
  (由緒が記されています)
    平成二十年三月吉辰  壽福山長勝寺」

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(説明板)
「千葉次郎勝胤の墓
 下総国千葉荘(現在の千葉県)千葉市付近)を本拠地とした武士団千葉氏は、鎌倉幕府の開設にも重要な役割を果たし、中世を通じて房総地方に勢力を誇った。
 十五世紀のなかばに関東で起こった享徳の乱により千葉氏一族は内部分裂し、嫡流は武蔵東南部に拠点を移した。これを武蔵千葉氏という。後に戦国大名小田原北条氏の家臣に組み入れらた。永禄二年(一五五二)に北条氏が、家臣の果たすべき負担を当時の貫高に所領地名を付けて表した「北条氏所領微帳」には、千葉氏は足立周辺で淵江、伊興、保木間、沼田、千住、三俣などを領していたことが記されている。
 千葉勝胤は武蔵千葉氏の系図にはその名は見えず、この墓の造立年月日も不明であるが嫡流あるいは伊興を領有していた一族と思われる。宮城、市原、常田氏等の伊興の旧家の名も銘記されており、中世の武蔵千葉氏の存を伝える貴重な歴史資料である。
  平成六年三月  東京都足立区教育委員会」

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 ※移転先(長勝寺)の墓はこちらで記載


○伊興二・三丁目交差点

 七曲がりは、実相院の前を直角に曲がります。カーブミラー2があります。実相院には道標があります(こちらで記載)。

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○北野神社跡 足立区伊興2-18

 福寿院を過ぎて(福寿院はこちらで記載)、右手に標柱「北野神社境内地」があります。

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 (表)「北野神社境内地」
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 (裏)「昭和四十年四月吉日」
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<道路改修記念碑>

 横にある大きな碑は道路改修記念碑です。
 「道路改修記念碑
    東京府知事宇佐美勝夫書」

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○カーブミラー3 足立区伊興3-23

 2又に分かれる手前に、かつては実相院の大門がありました。

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○カーブミラー4 足立区伊興2-18

 足立伊興二郵便局前のカーブミラー。

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○カーブ標識 足立区伊興2-12

 カーブ標識は、南から北への1つでした。標識まで曲がっています。

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○稲荷神社 足立区伊興3-7-13

 七曲がりに面して、西向きに稲荷神社があります。

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○カーブミラー5 足立区伊興3-7

 コンビニを過ぎ、カーブ手前にカーブミラー。

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○源正寺 足立区伊興2-2-35

 七曲がりから西に入り源正寺に向かいます。(別途記載


○カーブミラー6 足立区西新井3-11

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<電柱誤表示>
 電柱「西新井3-20」に続く電柱は、「伊興3-11」の掲示です。しかし、ここは「西新井3-11」です。

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○道標 足立区伊興1-6-7

 舎人方面と谷塚方面の分岐が示されている道標です。裏面が隣の柱にひっついており読めませんが、正面に御大典とあるので大正か昭和の御大典記念の建立でしょう。

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 (正面)
  「御大典」
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 (左側面)※下が欠損しています。
  「向テ 左 舎人村ヲ経鳩□
      右 西新井村ヲ経テ□」
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 (右側面)※下が欠損しています。
  「向テ 右 谷塚村ヲ経□」
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 道標によると、この先は谷塚に通じていたようです。

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○庚申塔道標 足立区西新井3-10-17

 新調された木祠に、宝暦13(1763)年銘の庚申塔道標が祀られています。

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 青面金剛像(日月、六手合掌、二鶏、邪鬼、三猿)が陽刻されています。

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 (右側面最下部)
  「向左 千住へ 一リ半」
  「向右 草加へ 一リ半」

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○永泉湯 足立区西新井3-10-2

 七曲がりから銭湯の高い煙突が見えます。

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○雷神社 足立区西新井2-27-1

 雷神社前交差点に、雷神社はあります。(別途記載


<環七通りへ>

 栗原立体交差(西口)交差点を越えて、東武大師線をくぐり、環七通りに至ります。

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【南→北】
 前記は七曲がりを北から南へ進みましたが、逆光だったので、南から北へたどった順光の画像をこちらに掲載しています。
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