五百羅漢

○五百羅漢跡(江東区史跡) 江東区大島4-5-1

 江東区総合区民センター前の植込みに石標柱「五百羅漢跡」と説明板「五百羅漢跡」があります。

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<五百羅漢跡>

(碑文)
「元禄八年この付近に黄檗宗松雲禅師作の羅漢像五百体を安置する広壮な羅漢寺が創立せられ五百らかんという名所として知られてきたが羅漢寺は明治二十年に墨田区へさらに同四十二年目黒区へ移転したがなお当時の羅漢像の多くを残している
 昭和三十三年十月一日  江東区第十八号」

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<五百羅漢跡>

(説明文)
「五百羅漢跡  大島四‐五
 五百羅漢は、元禄八年(一六九五)に松雲元慶禅師により創建された黄檗宗の寺院です。禅師は貞享年間(一六八四〜八八)に江戸へ出て、元禄四年(一六九一)から木造羅漢像を彫り始めました。元禄八年、将軍徳川綱吉から天恩山五百阿羅漢寺の寺号と六千坪余の寺地を賜り、ここに自ら彫像した羅漢像など五三六体を安置しました。
 当寺の三匝堂は、廊下がらせん状に三階まで続いており、その様子がサザエのようであることから、または三匝とサザエの発音が似ていることから「さざえ堂」と呼ばれ、多くの参詣客を集める江戸名所のひとつでした。区内には、五百羅漢までの道筋を示す道標が二基現存しています。
 羅漢寺は明治二十年(一八八七)本所緑町(現墨田区)へ移り、さらに同四十二年(一九○九)現在地(目黒区)へ移転しました。
 ここに残る石標柱は、五百羅漢跡を示すために昭和三十三年に建てられたものです。
  平成二十年三月  江東区教育委員会」

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「江戸名所図会 五百羅漢さざゐ堂」(3枚連結の全体)

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「江戸名所図会 五百羅漢さざゐ堂」から、さざゐ堂部分の抜粋です。

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「江戸切絵図」

 「羅漢寺 五百ラカン」が描かれています。西には「猿江御材木蔵」(こちらで記載)、北には「五ツ目渡シ」,、南には小名木川が見えます。小名木川には、五百羅漢道標があります(こちらで記載)。

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「南本所羅漢寺ヨリ中川迄」(天保十一年八月 国立国会図書館蔵)

 国立国会図書館所蔵の天保11年の地図より抜粋です。「羅漢寺」から中川まで描かれています。「羅漢寺」の他、小名木川沿に下流に向かって、「勝智院」「稲荷」「宝塔寺」「永福寺」「稲荷」が見えます。小名木川河口部には、「中川御番所」が見えます。

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「名所江戸百景 五百羅漢さざゐ堂」(広重)

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「絵本江戸土産 五百羅漢 さざゑ堂」(広重)

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「東都名所 五百羅漢さゞゐ堂」(広重)

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「富嶽三十六景 五百らかん寺さざゐどう」(葛飾北斎)

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○羅漢寺 江東区大島3-1-8

 現在の羅漢寺は、旧羅漢寺と繋がりはなく、明治36(1903)年に奥多摩の氷川から転入してきた祥安寺が、昭和11(196)年に寺号を羅漢寺に改称したお寺です。

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<奉献石燈籠> 江東区文化財

 寛永寺の奉献石燈籠があります。第4代将軍徳川家綱の正室「高厳院殿」への掛川藩第2代藩主井伊直武による奉献石燈籠です。

 「奉献上石燈籠両基
  東叡山
  大島らかん通り商店街殿 尊前」
  延宝九辛酉年八月五日
  遠州掛河城主
  従五位下伯耆守
  藤原姓井伊氏直武」

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○大島らかん通り商店街 江東区大島2・3丁目 HP

 「大島らかん通り商店街」は、都営新宿線西大島駅から明治通りを亀戸方面に、五ノ橋まで続いています。

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