高塩背山の墓

高塩背山の墓

 さくら市ミュージアムの背山の企画展で、背山の墓が確定できたので、再墓参。

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 墓碑表は高塩正庸と本名が刻まれ、裏には「高塩正庸号背山」、歌も刻まれています。

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 六女千代さんが高塩家の背山の生家を守っていましたが、
 墓誌によると平成26年11月に亡くなられています。
 背山墓の手前に、次男の高塩幸雄さんの墓があります(平成9年3月)。長男は早世されています。

・高塩幸雄
 大正3(1914)年8月?平成9年(1997)3月23日。高塩背山の次男。長男は早世しています。
 昭和18年株式会社主婦の友社入社。昭和45年同社出版局長、昭和52年同社専務取締役。背山亡き後、喜連川神社の宮司を引き継ぎ、「高塩背山歌集」、「背山の歌」、「若山牧水と喜連川「」など背山関連書籍を出版しています。

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tag : 高塩背山喜連川

喜連川 高塩背山ー若山牧水とゆかりの人々ー


さくら市ミュージアム
 喜連川の文芸 自然歌人 高塩背山ー若山牧水とゆかりの人々ー
 会期:2020年2月15日(土曜日)〜3月15日(日曜日)

 高塩背山の足跡がよくわかりました。
 背山の葬儀と墓の写真も展示してあり、確認があいまいだった背山のお墓も確認できました。
 8基の背山歌碑のうち、4基が未確認でしたが、全て確認できました。

<チラシ>
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<企画展>
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tag : 高塩背山喜連川若山牧水

下尾久石尊 三社供養塔 荒川区

〇下尾久石尊 荒川区東尾久6-31-2
    
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<三社供養塔>

 明治14年の造立です。
 よくみかける「大先達 大乗院」とあります。

 湯殿山
 月 山  三社供養塔  講中
 羽黒山

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<庚申塔>

 元禄11(1698)年11月吉祥日の紀年銘がある庚申塔。
 元禄十一戊寅年
 奉供養庚申講為二世安楽也
        十一月吉祥日」

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<堂内>
 扉の穴から内部を覗くことが出来ます。

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○素盞雄神社
 →出羽三山供養塔
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tag : 出羽三山

消えた東京の温泉地 尾久温泉 向嶋有馬温泉

消えた東京の温泉地

 ○ 尾久温泉
 ○ 向嶋有馬温泉
 ○ 森ケ崎鉱泉 こちらで記載

○尾久温泉

 尾久温泉は、東京府東京市荒川区尾久町(現・東京都荒川区尾久)にかつてあった温泉で、大正から昭和にかけて、温泉リゾート地でした。また、温泉街を背景に生まれたのが「尾久三業地」と呼ばれた花街です。尾久温泉、尾久三業地は「あら川遊園」とともに大いに賑わいました。
 1914(大正3)年、碩運寺住職の松岡大機が、井戸水を焼酎醸造に使えるのではないかと水質検査したところ、ラジウムが含まれていたことから、寺の中に「寺の湯」を開業、後、温泉施設「不老閣」を新築しました。
 その後、料亭付き温泉旅館が次々と開業、尾久は温泉街として知られるようになりました。高度経済成長期に地下水枯渇で鉱泉も枯渇し、現在は存在しません。


<寺の湯跡(碩運寺)>  荒川区西尾久2-25-21

(説明板)
「寺の湯跡(碩運寺)
 大正二年、飛鳥山下と三の輪を結ぶ王子電車(現在の都電)が開通し、翌三年碩運寺に「寺の湯(後の不老閣)」が開業した。
 当寺の住職が井戸を掘ったところ、ラジウムを含む鉱泉であることが判明し、寺内に温泉を開業したのである。 この後、周辺に保生館・清遊館・大河亭・小泉園等の温泉旅館が次々にでき、商店街も形成された。
 大正初期の王子電車の開通と「寺の湯」の開業は、尾久がムラからマチへと変貌をとげるにあたって大きな役割を果たしたのである。
  荒川区教育委員会」

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<八幡堀>

 温泉とは関係ありませんが、説明板があったので。

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<割烹 熱海> 荒川区西尾久3-19-3 03-3800-8853

 かつての温泉旅館が割烹店として続いています。

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<都電おもいで広場> 西尾久8-33

 尾久温泉の形跡は数少ない中、旧王子電気軌道の都電は現在も健在です。

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○向嶋有馬温泉 墨田区向島5-38-18

 向島有馬温泉は、今よりも敷地の広かった秋葉神社境内にあった料理屋で、有馬の湯の花を入れた温泉を売りにしていました。

<「向嶋有馬温泉縁起銘」「向嶋有馬温泉之図」>

「向嶋有馬温泉縁起
 向島は江戸時代より多くの別荘が営まれ、春には花の名所として賑わっていました。明治十七年、兵庫県有馬温泉の湯花をこの付近に遷し、向島有馬温泉が開業しました。 この由来を語り継ぐものとしてつぎのような文献が残っています。

客間 茅葺二階建て一棟何の風情も無けれど、遠く墨堤の桜を
    望み、小田の蛙に耳を澄し、秋は稲葉の風に戦ぐも、熊
    変わりてをかし。栽籠繁茂く技を交し、瓦葺の三階造小丘
    を抱きて立てるをもて背面より登れば直ちに二階達すべ
    く、正面より登れば初階より通るを得べし。其さま恰も浅草
    奥山鳳凰閣の如く、南に二階家の離れて建てられたるは
    旅館なり。梅林鬱として、藤樹蔭を成し松籟微かに眠を催
    して、三伏涼を納るゝに適す。
泉水 池あり水青く、中島に茶室あり、渚に捨小船、それすら風
    雅なるに、蓮の浮葉鯉の跳ねて、客あり、釣竿を望む時
    は、随意に貸与して、釣る所の、魚を調理す。鮮鱗溌剌膳
    に上るも快。
混堂 池畔に在り、湯槽は好心地よく洗われて、男室女室に区
    画たる。
料理 普通一式の料理。花中又弁当を調進す。
    美人なし 別嬪は他よりお連れ下されとは情けなくも、
    前歯のぽっくり欠損た婆様が愛敬。
梅干 梅林数十株。毎歳梅干と為す。有馬産の梅干は名代なり。

 春は、籬根の残雪未だ全く消えやらぬ間に、南枝蕾を破って暗香浮動、梅見にと杖を曳く雅客、つゞいて向島桜狩の崩れ客、庭の藤の花池の面にゆかりの色を映せば、五月ともなりて実梅の影夏座敷に落ちて、水無月文月三伏ともなれば、夏を余所なる納涼がてらの客、美姫を携え酒肴満盞、緑陰華宵に遊ぶもよからむ。
  『新撰東京名所図会』第十四編より一部引用

 上の絵は山本松谷、山下重民の文により明治三十一年発行の『風俗画報』に掲載されました。江戸の画影と明治の息吹を伝える雑誌に「有馬温泉」は「行楽の場」として描かれています。その後この地に「有馬温泉」の名に因んだ銭湯が誕生し地域の人たちの「憩いと語らいの場」としてともに生きてきました。
 向島の歴史と文化を伝えたくこの碑文を設けます。
    二〇〇四年十二月 」

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小渕山観音院@芭蕉句碑

〇小渕山 観音院  春日部市小渕1634 048-752-3870
 HP::https://www.kannonin.com/

 春日部市の粕壁宿へ。
 観音院は、松尾芭蕉が泊まったと伝えられています。

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<芭蕉句碑>
 説明板の左手に芭蕉句碑があります。
 「毛のいへば唇さむし秋の風 はせを」

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<仁王門>
 春日部市指定有形文化財。元禄2(1689)年建立。

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<役行者>

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<本堂>
 格天井には、花鳥の彩色が施されています。

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<銀杏切株>

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<花つか>
 花供養の石碑。安政3(1856)年。

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<不動堂>
 東北大震災の影響で閉鎖。

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<天満宮石祠>
 文政7(1824)年

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<稲荷大明神>
 安永7(1778)年3月

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<二十六夜塔>
 天保13(1842)年9月。

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<普門品供養塔>
 天保14(1843)年9月。

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<碑一覧>

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<日清戦争戦役者墓碑>

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