利世館 黒湯銭湯

〇利世館  横浜市中区伊勢佐木町5-127 2階 14:00-23:15

 親不孝通りを行くと「18禁」マークのほかに「ゆ」マーク!
 入口が道路に面していないので、わかりにくいです。

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 伊勢佐木町にある、地下70mから湧出した温泉を使用した銭湯です。
 創業は1936(昭和11)年、1983(昭和58)年3月の新築時より温泉を使用しています。
 分析したら温泉だったのパターンのようです。

 階段上がって受付は2階。入浴料490円を払ってロッカー鍵を受け取ります。

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<脱衣所>

 力士の手形が飾ってありますが、50年以上も前のもので、古すぎて知らない四股名ばかり。
 脱衣ロッカーは、松竹錠とさくら錠の混在です。

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<分析書>(平成25年11月21日分析)

 源泉名「伊勢佐木町温泉」ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物冷鉱泉(弱アルカリ性・低張性・冷鉱泉)
 (昭和58年の分析書では源泉名「利世館温泉」)
 利用許可昭和59年7月13日
 泉温18.4℃ 成分総計1596mg 炭酸水素イオン738mg
 腐植質の項目はありません。昭和58年8月31日の分析書では有機物32.9mgとあります。

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<影響を与える項目>

 「温度調整のため、加温水を加えている。入浴に適した温度に保つため加温。
  循環装置等なし。塩素系薬剤を浴槽に直接投入」

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<黒湯の温泉>

 洋館をイメージ。床はタイル模様となっています。
 レンガ調タイルで山(だと思う)が描かれています。

 コンパクトな黒湯浴槽の横には、さらにコンパクトな水風呂があります。
 透明度は15cmほど。自在カランあり。湯温計は44℃を示していました(体感的には43℃)。

 浴槽壁側に熱交換器のパイプがありました。循環ろ過なしなのはグッドです。

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 加湯あり掲示だったので、浴槽内の黒湯(左)と、源泉カランの黒湯(右)を汲んでみましたが、
 気持ち薄いかな程度で、さほどの差異はないようです。加湯はお湯張りの時だけかと思います。

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<ロビー>

 ロビーのソファーに座ると、親不孝通りがよく見えます。

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tag : 黒湯銭湯煉瓦

富士乃湯@綱島

<綱島温泉について>

 1926年には東京横浜電鉄神奈川線の綱島温泉駅が開業し、綱島温泉は、1960年代、70軒を超える温泉旅館があり、「東京の奥座敷」として人気を集めました。
 東海道新幹線が開通するなど、客足が遠のき宿泊施設はなくなります。
 ラヂウム霊泉湧出記念碑がその名残です。


○富士乃湯 横浜市港北区綱島西3-22-18 045-531-6890 15:30-23:30

 富士之湯の店舗のある小路入口(県道)にサイン看板が出ています。

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 ビル銭湯です。

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最終受付22時50分
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<貯湯タンク>

 貯湯タンクはビル横奥2階にありました。

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<煙突>

 煙突はビルの裏に行くとありました。

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<入浴料金改定9月1日>

 銭湯入浴料金は、令和2年9月1日から料金改定により470円→東京の銭湯より高い490円。


<分析書>(2019年11月18日)

 真新しい令和元年11月の分析書です。
 源泉名「富士乃湯」台帳番号23号
 ナトリウム-炭酸水素塩冷鉱泉(低張性弱アルカリ性冷鉱泉)
 泉温17.8℃ pH7.8 成分総計1715mg 炭酸水素イオンが意外に多い1130mg。
 腐植質の記載がないのが少々残念です。

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<影響を与える項目>

 「加温した水を加水。加温。熱交換のため循環。塩素。」

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<黒湯>

 水槽に金魚が泳いでいます。大田区の改正湯も泳いでいました(→こちら)。
 外気を浴び休憩できるアウトスペースがあります。
 地下108mから湧出した黒湯を使用。透明度20cmほど。

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<ケロリン桶>

 ケロリン桶にためた、浴槽内の湯(左)と、源泉カランの鉱泉でlす。
 加水ありなので、源泉のほうが少々黒いような程度です。
 ケロリンの文字がみえるかな~の透明度です。

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tag : 銭湯黒湯

平安湯@平安町

〇平安湯 横浜市鶴見区平安町1-70 15:00-23:00

 油井型の大きな煙突が目立ちます。
 下足箱は松竹錠。
 7列×14行=98足分もあります。木札は、欠番があるので137番まであります。

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<脱衣所>

 脱衣所は格子天井で高い。脱衣所ロッカーも松竹錠。

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<源泉名>

 分析年月日:平成30年9月28日
 源泉名「平安湯」(横浜第69号)  平成20年の分析書(平成30年には記載なし)
 微褐色微濁
 成分総計:2.112g
 ナトリウム-塩化物・炭酸水素冷鉱泉(低張性弱アルカリ性冷鉱泉)
 (平成20年の分析書も掲示されていましたが、当時は成分総計1g未満で単純冷鉱泉)

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 「加温、循環ろ過なし、集毛器にて塩素消毒剤を使用」

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<内湯>

 浴室の奥に加温した温泉浴槽があります。源泉水風呂に比べると鉄臭は弱いです。
 壁側に熱交換器がありました。
 湯口からの湯は、ヘアキャッチャー使用のろ過なしの循環湯です。
 塩素使用も、塩素臭は感じません。

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<源泉水風呂>

 浴室に入ってすぐ右手に源泉水風呂があります。
 床タイルは茶色に変色しています。
 源泉はボーリング球のような湯口から噴水状に常時投入です。
 上面から排水口へオーバーフローしていきます。
 温度計は25℃表示でした。
 鉄臭がします。黄褐色で、湯の花によるわずかな濁りがあり、湯底までは見えません。
 ケロリン桶にすくうとケロリンの文字は見えます。
 かけ流しで、常時源泉投入で秀逸です。
 
 サウナは追加料金なしで使用でき使用頻度高いのですが、
 加温浴槽と源泉水風呂の往復で、源泉水風呂を堪能しました


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tag : 銭湯

永楽湯@永楽町


〇永楽湯 横浜市南区永楽町1-8 045-250-3660 15:00-24:00 定休6・16・25日(変更あり)
 
 上部に手すりがついている煙突です。

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 レンガの玄関と、タイルで描かれた屋号「永楽湯」と風情があります。

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 傘ロッカーが左右手前に有り、下足箱は左右と中央にあります。
 傘ロッカーの鍵は、さくら錠。
 下足箱の鍵は、富士山が描かれている富士錠です。

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<格天井>

 左手女湯、右手男湯。自動ドアから入ると、番台。
 脱衣所は天井高く、格天井。
 天井も床も何度も塗ったであろうニスでテカテカに光っています。

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 マッサージチェア、ソファ、イスと、座る場所が多く用意されています。
 ドライヤーは20円。

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 庭があり、喫煙スペースとなっているので、外に出られます。
 石碑らしきものがり、文字が刻んであるのかどうか、痕跡が見えないのが残念。
 浴室方面に向かって、石橋があるのも風情があります。

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<源泉名>

 源泉名「永楽湯-黒湯」ナトリウム-炭酸水素塩冷鉱泉(アルカリ性 低張性 冷鉱泉)
 「加水、加温、循環ろ過、塩素」

 平成20年と平成30年の2つの分析書が掲示されていました。
 成分総計2.057g(2.010g)  炭酸水素1190mg(1150mg)  有機物 記載なし(145mg)
 平成30年2月14日の分析書には有機物の記載がありませんが、平成20年の分析書と見比べると、150mgちょっとぐらいかと思います。
 
 お湯張りの時に加湯しているのでしょうか、透明度は10cmほどです。

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<黒湯浴槽>

 黒湯浴槽は、深い湯と浅い湯に分かれており、手前の小さな浴槽が浅く、奥の大きな浴槽が深くなっています。
 大きい浴槽が浅いと思いこみ、こけそうになりました。
 奥の浴槽は気泡風呂です。両浴槽は下でつながっています。
 両浴槽には源泉の自在蛇口があります。
 小さい浴槽の上部排湯口へオーバーフロー。

 常連さんも両蛇口を開いて、うめていたので熱くありませんでした。
 湯温計は44℃を示していました。

 レトロで風情あり、源泉のスペックが素晴らしいのですが、加水と掃除が不十分なのが残念です。


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tag : 黒湯銭湯煉瓦

中島館@中島町

中島館  横浜市南区中島町4-75 045-731-5309 12:00-24:00 定休:平日の金曜

 横浜市南区弘明寺(ぐみょうじ)にある、ビル型温泉銭湯(2005(平成17)年10月建替)です。
 銭湯利用者は、店の横の中島館パークが2時間無料です。
 煙突がL字型です。

 12時開店と早めに店開きしますが、近くの横浜天然温泉くさつが土日祝は10時に開店するので、
 先にくさつに寄ってから、屈指の有機物含有量の本命の中島館に寄りました。
 くさつも濃い黒湯ですが、ここはもっと黒かった。     

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<島の湯/中の湯>
 1階「島の湯」、2階「中の湯」
 定休日の金曜の翌土曜に男女入れ替え。

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 1階の外の出っ張りは何かと思ったら、喫煙所でした。

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<源泉名>
 源泉名「  」台帳番号 横浜第38号(分析書に台帳番号の記載はなし)
 ナトリウム-炭酸水素塩泉(弱アルカリ性 低張性 冷鉱泉)
 17.0℃ pH8.29 成分総計1.345g 炭酸水素イオン852mg 有機物の記載なし
 分析書:平成27年8月17日 温泉利用許可年月日:平成17年10月3日
 「加温、循環ろ過、塩素」
 ※立ち寄り温泉ミシュラン、2004年5月めがねさんの口こみによると、
  成分総計1379mg、炭酸水素イオン923.2mg、有機物278mg
  (建替時に掘り直して、以前の源泉は廃坑となっていますが、スペックはほぼ同じかと思います。)
 有機物の含有量は、半端ない多さと思います。漆黒の黒湯を裏付けているかと。

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<脱衣所>
 ロッカーは100円リターン式、100円硬貨を用意しておく必要あり。
 ドライヤーが2台、無料です。

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<内湯>
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<水風呂>
 源泉蛇口から源泉投入。奥の排湯溝へオーバーフロー。
 温度計は20℃を示しています。
 透明度3cmほどの濃さ。

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<露天風呂>
 景色は全く見えません。
 湯舟内も全く見えません。
 外から確認するとしっかりと囲まれています。
 灯篭があり、小さな旅館の露天風呂の雰囲気です。
 大量にオーバーフローしていますが、循環分でしょう。
 温度計は44℃を示しています。
 思いのほかぬるすべです。
 水風呂と露天風呂を往復しました。

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